免許合宿中のスケジュール

入校初日

免許合宿がスタートする入校初日は、それぞれの集合場所まで教習所やドライビングスクールの職員が迎えに来てくれます。そのため集合時間に遅れないよう現地へ到着しておきましょう。

合宿先となるスクールへ到着すると入校手続きが行われ、必要書類への記入や適性検査、写真撮影といった初日の工程を消化します。

メガネやコンタクトが必要な人は忘れずに

適性検査では視力検査など免許の取得に必要な検査が行われますが、この際に視力が適正な状態になければ合宿へ参加できません。そのため視力が低下している人はあらかじめメガネやコンタクトレンズなどを用意して置きましょう。

学科+実技

合宿期間中は座学による学科教習と、教習車を使った実技教習がそれぞれ行われます。運転免許の教習では1日に受けられる各教習時間の上限が定められており、一般的に合宿中は休憩時間を挟みつつそれぞれの上限時間いっぱいの教習を毎日受けることが通常です。

なお、実際の教習スケジュールについてはあらかじめ教習スケジュール表や学科予定といった資料を配布されるためチェックしておきましょう。

仮免許の修了検定日

合宿開始から数えてAT限定免許であればおよそ7日目、MT免許であれば9日目くらいに仮免許取得に向けた修了検定が行われます。なお、修了検定は午前中に実施されることが一般的です。

実技試験

修了検定では仮免取得のための試験コースや検定の順番、車両番号などが指示されるため、落ち着いて教習で学んだ内容を実践して検定合格を目指しましょう。

学科試験

実技試験に合格すればそのまま仮免学科試験に進みます。45問以上の正答で合格となり、合格者には即日に仮免許（仮運転免許証）が交付されます。

路上教習

仮免許を取得すると路上教習がスタートします。

仮免許取得までの実技教習は全て合宿所の敷地内や、合宿先の近隣に設けられている教習用コースを使って行われてきましたが、路上教習では合宿所の敷地外の公道を走ることになる点が重要です。

免許合宿は風光明媚な観光地で行われることもあり、路上教習は楽しいイベントでもありますが、周囲には歩行者や対向車などが存在しており、脇見運転などをせず安全運転に注意して集中するようにしてください。

なお、高速教習については実際の高速道路を使う場合だけでなく、シミュレーターを使って行われる場合もあります。

卒業検定

免許合宿の開始からおよそ2週間（MT車は＋数日）で卒業検定の日を迎えます。

卒業検定は路上教習で運転してきたルートをベースとしてコースが決定され、試験も路上で行われる点が重要です。

卒業検定に合格すると合宿終了・卒業となり、卒業証明書が発行されます。

なお、合宿最終日は帰宅するため集合場所まで再び送ってもらえます。